GP横浜サイドイベントのVintage優勝デッキを見て少し思ったことを
VaultControl側からヘタレながら見ていきたいと思います。

まずは、その優勝者の方のデッキがこちら。

http://www.happymtg.com/coverage/6882/

-土地(22)-
1 《露天鉱床》
3 《不毛の大地》
2 《魂の洞窟》
3 《樹木茂る山麓》
3 《吹きさらしの荒野》
2 《乾燥台地》
2 《Taiga》
2 《Savannah》
1 《Plateau》
1 《森》
1 《山》
1 《平地》

-クリーチャー(19)-
3 《貴族の教主》
4 《野生のナカティル》
4 《ゴリラのシャーマン》
4 《クァーサルの群れ魔道士》
4 《漁る軟泥》

-呪文(20)-
4 《精神的つまづき》
4 《稲妻》
4 《流刑への道》
3 《忘却の輪》
3 《石のような静寂》
1 《森の知恵》
1 《忌むべき者のかがり火》

-サイドボード(15)-
4 《赤霊破》
2 《精神壊しの罠》
3 《自然の要求》
2 《墓掘りの檻》
1 《トーモッドの墓所》
3 《虚空の力線》

自分は、以前に関西VintageでAVR発売以前にZooと試合したことがありますが、
それを踏まえてのぱっと見の感想ですが、やはり洞窟が目につきますね。
いくら、Vault側がMステ積んでるとはいえ、ここから出てくるナカティルと、
QPMはつらいです。

そして、3枚入っている石のような静寂。
普通、ヌルロッドの対策まではとれても、
エンチャント版のこちらまでは対策が取れないので、
これが通ってしまうとggです。

Tinker→BSCで除去られなければ、強制ブロックに持っていけるので、
Valut側はまだワンチャンありますが、そこを凌がれてからの返しで、
負ける可能性もあるので、盤石とは言いがたい。

じゃぁ、Vault側はどうすんねん、という話ですけど、
こればっかりは、さっさと、Tinker→BSCでPtEが飛んでこないことを祈るか、
Vault+Keyを揃えて、アーティファクト除去が飛んでこないこと祈るかの
2つしか選択はないでしょう。
神ジェイスを早々に戦場に送り込めても、ものの僅かで除去されるのが、
目に見えますからね。(相手のトップ検閲でドローを全てゴミ化出来れば違いますが)

レガシーと違って、Vintageの青いデッキ(FishとOathは除く)は
総じて生物のP/Tが貧弱なので、
生物の質が高くて物量で来られると凌ぎ切れません。

まぁ、後はサイドにどれくらいビート系の対策を積めるかってところですが、
ドレッジ対策やMUD対策を切ることは出来ませんしね~。
現状でも、ドレッジ+MUD対策で10枚以上サイドの枠を取られますし、
コンボ対策もしないと行けないので、そうするとサイドで使える枠が、
1,2枚が限度でしょう。

逆に、ZooはOathと当たるときついですね。
Zoo側が先行なら1T教主2T洞窟QPMの流れで、
相手が1T目にOathを貼ってても、2T目の返しでOathを割れるので、
まだ勝てる見込みが出てきます。
これが逆にOathが先行で、1T目にOath貼られたらほぼ負けなので、
どのデッキでもきついでしょうけど。

今回のデッキ分布は分かりませんが、
優勝者の方のデッキを見れば、
Legacyのデッキに一工夫加えれば十分Vintageでも通用するってことが、
証明されたのではないでしょうか?


ZooやFishが増えて、俗に言う貴族のマジックをするデッキが減る未来は、
少し悲しいですがねw

まぁ、それでも自分は、vaultコンを使ってるでしょうけどw

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索